更新日:2023年9月21日
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報告者:野竹レンジャー
南アルプスで柵が無くてもお花が咲き誇っている赤石岳を通り、百間洞まで行ってきました。
今回は山小屋の管理人の方々へ、ご挨拶をしたり、赤石岳の東側カールの植生・百間洞の植生・百間平のロープ柵整備を行う山行です。
1日目は赤石小屋です。管理人の高橋さんへご挨拶させていただきました。
翌日は快晴の赤石岳へ。稜線までのお花畑の植生調査も行います。
登頂後は百間洞山の家へ。管理人の藤井さんにはいろいろと教えていただきました。百間洞での植生調査も行いました。そして、名物の揚げたてのカツはとても美味しかったです。
早朝、百間平へ向かいます。途中でダイヤモンド赤石岳に出会いました。
チングルマも綿のようにゆらゆらとしています。
ここではロープ柵の整備をします。
百間平はその名の通り平らな場所ですが、テント場ではありません。テント泊は禁止です。また植生保護の為、ロープ柵内へは入らないようにお願いします。
作業後は再び赤石岳避難小屋へ向かいます。山頂ではライチョウの親子を見ることができました。
栗島レンジャー曰く、南アルプスユネスコエコパークのロゴマークみたい、とのこと。そのとりですね!
この日は赤石岳避難小屋の管理人、清水さんと、いろいろとお話ができました。
3泊4日の巡視でしたが、とても濃い巡視になりました。
山小屋スタッフの方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。