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更新日:2023年7月10日

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茶臼小屋_名倉健児さん

インタビュー~2023夏山シーズンを迎えるにあたり~

2023年夏山シーズンのスタートにあたり、静岡県警山岳救助隊にて、長く南アルプスでの遭難救助活動に携わり、退職後、茶臼小屋の管理人になられた、名倉健児さんのお話を伺いました。

Q:畑薙ダムから茶臼岳ルートの見所を教えてください。

A:茶臼岳は、標高2,406mで、南アルプスの中では低い山の部類に入りますが、北に聖岳、南に光岳と、南アルプスの山々を眺望するには、第1級の山になるので、ぜひ皆さんに登ってもらいたいです。

Q:山小屋の管理人さんのやりがいを教えてください。

A:県警救助隊時代に感じた山小屋の安心感、安堵感を求めて小屋番になろうと思いました。お客さんに「茶臼小屋に泊まってよかった」と言って帰っていただけることが一番うれしいです。

Q:夏山シーズンを迎えますが、茶臼小屋を訪れる登山者の皆さんに一言おねがいします。

A:茶臼岳は、(静岡県から登る)南アルプスの中ではアプローチが良く、初心者でも比較的登りやすい山です。一方で、沢沿いのトラバース道が多く、緊張を強いられる場面もあり、また、南アルプスの中でも屈指の急登です。急な登りも登山の楽しみの一つと思っていただいて、それをクリアすれば素晴らしい眺望が待っていますので、皆様ぜひ登ってきてください。茶臼小屋にて、皆さんのお越しをお待ちしております!

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【取材:令和5年6月29日、野竹R・栗島R】