2026年8月25日~27日 植生調査@聖平、荒川小屋

小型防鹿柵@聖平、薊畑

静岡県では小型でピンポイントに保全ができる小型防鹿柵を設置しています(聖平、薊畑)。ニホンジカによって大半が芝生になってしまった場所、あるいはそこに風雨が加わり浸食が進んだ砂礫地でも、小型防鹿柵により保護された柵の中では、ミヤマアキノキリンソウやオンタデ等が生育・開花していました。

小型柵内で繁茂するオンタデ(柵の外は砂礫化してしまっている)
ミヤマアキノキリンソウ(黄)、キク科の花(白)

防鹿柵内の植生調査@荒川小屋

荒川小屋付近には静岡県の防鹿柵が設置してあり、柵の効果検証のため植生調査を実施しました。柵の内外では開花状況の違いがはっきりしていました。花畑はだんだん落ち着いてきており、ミヤマセンキュウやイワインチン等の夏山シーズンの終わりを感じさせる植物の開花が見られました。

途中の稜線では霧が濃いため視界が悪く、風も非常に強いことから呼吸も難しいほどでした。帰りでよかったです。

千枚岳から見た雲海に浮かぶ富士山
富士山と荒川小屋と防鹿柵内のミヤマセンキュウ(白)
濃霧に包まれる中岳避難小屋
濃霧で視界が悪い東岳山頂